山桃遂に桃の季節が来たすべての追憶は あのうす暗い海に消えるのだ 始まるべきものが始まろう として始まっている この暗がりのなかで 汚れるものは汚れるだけ汚れる ひらめのような女と ---------------------------- ざるそばを食べたい ハイボールのなかで溺れたい もう頼れるものは何もない だからスカンクのような希望は 果てしなくつづくのだ 季節の女神のやわらかい尻 に触れる時 永遠はおごそかに割れよ! そうではなかった われわれは桃を持った女神 を探しているだけだ - - - - - - - - - - - - - - もう一目散に逃げたい が逃げるべき丘はないだろう 突然われわれは男であることに驚いた このかなしみこそわれわれの女神だ だがこれでは永遠は割れない 割れない永遠のために 行燈の下で悲しむのだ 転がってゆくのは桃だけだ |
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